鹿部のいろは

い

今は昔、
それも百年近くさかのぼった
大正十三年のデキゴト。
温泉の試掘中に突如として
噴き上げた間歇泉。

ろ

楼閣のゴトく
高く噴き上がるその姿は
今もなお衰えることはない。
約十二分に一度、
その温度は100℃に及び、
高さは15mを超える。

は

浜より流れ込む潮の香り。
奥にそびえる蝦夷富士。
近隣の海で採れた
スケソウダラやホタテ、
白口浜真昆布といった海産物。
旅の疲れを癒す足湯。
そして、間歇泉。

に

似たようなモノは
数多あるのが世の常だけれども、
唯一無二も確かに存在する。
「道の駅しかべ間歇泉公園」
ここは、五感をフルわす場所。

ほ

本当の魅力は
観て、聴いて、嗅いで、
触れて、味わって。
そして初めて
感じ取るモノ。

へ

辺鄙-へんぴ-なところとアナドるなかれ。
鹿部の魅力は鹿部だけにある。
ここはあなたの旅の終着点。
そして、
全国の道の駅が目指す
道の駅としての終着点。

と

時を経て
脈々と受け継がれ、
そしてさらなるシンカを遂げた
道の駅しかべ間歇泉公園。
ぜひお越しあれ。